園の案内
創立50周年のごあいさつ
50年も立つ様々な制度疲労が現れます。それは歴史や国、国際社会も一緒です。戦後70年を超える平和な社会で、日本の民主主義や資本主義、政治制度、経済も加速する世の中に追いつけなくなっています。
平成28年12月 理事長 阿久井正己
ごあいさつ
このホームページをご覧になっていただき、ありがとうございます。 庄和幼稚園は、昭和42年開園以来、地域とともに子どもたちを見つめ、保育活動を積み上げてまいりました。 近年では、平成15年度の交通安全キャラバンや平成16年度埼玉国体、平成19・23年度、「道の駅庄和壁画作成」などなど、庄和町(平成17年10月市町合併により 現 春日部市)をあげての行事に庄和幼稚園として参加・協力し、子どもたちは地域とつながる貴重な思い出を体験しました。 社会・時代の激変に対応し必要に応じていつでもどこでも学習する「生涯学習社会」を迎えましたが、意欲・関心と問題発見解決能力を中心とする「生きる力」、そして「ゆとり教育」、また「学力の低下」などが叫ばれ、教育界はまだまだ混迷を続ける状況にあります。 このような状況下、幼稚園教育の重要性と責任をあらためて痛感いたします。 幼稚園教育は家庭教育と二人三脚で成立します。最終的にはお父さんお母さんの愛情に勝るものはありません。言い換えれば、ご家庭のご理解ご協力なくしては効果的な幼稚園教育はありえません。このホームページを十分にご覧になられ、また実際に教育活動や施設をご見学され、あるいは未就園児対象プログラムにご参加されるなど、ご検討を重ねたうえ、ご入園されることをお待ちしています。 これからも、われわれのおおいな希望であり、大切な未来である、こどもたちを、しっかりと見つめて、保育活動を展開してゆきます。ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。 |
理事長 阿久井 正己
令和4年度の理事長
おさなご2月号 令和5年2月1日発行
「人生100年」が「人生120年」になろうとしています。「30年後には病気はなくなる」とも言われます。 科学技術の進歩は加速するばかりです。これからはZ世代やAIが社会を先導するでしょう。道徳や価値観も確実の以前とは異なります。コロナ禍やウクライナでの紛争もまだまだ続きます。 新型の犯罪も増えそうです。 この激変する社会に対し、教育のあり方も根本的な検討が必要だと、強く感じます。
朝日新聞(1月25日)の反暴力に取り組む大学についての記事の題名が「先生の言葉一つで、生徒が死ぬ」でした。この題名にとてもショックを感じました。
教育現場は、いつも生徒と教員の人間関係で成り立っています。 環境や課題が変わっても、お互いの信頼関係や相互理解は重要です。効率化や能力主義、権利意識の向上、生徒の多様化など、また教員の経験による正常性バイアスなどにより、生徒理解が手薄になっているのかもしれません。 教育は、その度に謙虚さを持って、生徒と向かい合うことから始めるこという気持ちが大切です。。
「みんな同じ」や一斉指導一斉授業の時代は、すでに終わりつつあります。今一度、よく考え、生徒理解やコミュケーションを大切にしていきます。
おさなご1月号 令和5年1月10日発行
明けまして おめでとうございます。
みなさまにおかれましては、健やかに新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。平素より本園の教育活動に、多大なご理解ご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。 今年も今まで以上に頑張ります。 今まで同様、ご支援ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
現行の学習指導要領のテーマは「主体的で対話的な深い学び」です。これは「今の子供たちに必要なことは、あるいは不足していることは、主体性や対話能力、熟慮である」、また「変化の激しい現代社会を逞しく生きてゆくためには、主体性、対話能力、熟慮が重要である」などを示唆しています。
今までも、私たちは、子供たち一人ひとりをよく観察して、生きる力とともに、主体性や個性を伸ばそうと頑張ってきました。声掛けや体験の内容、指導方法の工夫を特に大切にしてきました。周囲の様子を的確にとらえ、しっかり考えて、行動できるようにと、働きかけてきました。このことはこれからも続けます。
しかし、民主主義やグローバル化、資本主義が限界まで成熟した現在、豊かであっても、せわしない、落ち着かない雰囲気があります。コロナにしてもウクライナしても、先が見えないことが大きいのかもしれません。まだまだ世の中が厳しい方向に向かっているのは確かなようです。まずは目の前の子供たちを大切にします。
おさなご冬特集号 令和4年12月15日発行
令和4年は、引き続く新型コロナ禍にかかわるさまざまな気苦労の中、大変な一年でした。皆さまのご理解ご協力で、なんとか庄和幼稚園は予定の保育を実現できました。大変感謝しております。誠にありがとうございました。
運動会は午前中のみの開催にしましたが、多くの卒園生やご家庭の方々の参加によりとても盛大に行えました。夏祭りも作品展も規模縮小はしましたが、心に残る行事になったと思います。さらに予定になかった松組のお茶摘みやライオンズクラブの大根ほりもできました。
とても心配なことは、コロナにしてもウクライナにしても、まだまだ先が見えないことです。その中で行き過ぎたグローバル化による不景気の芽があちこちに潜伏しており、じわじわと攻めてきます。今後の物価や税金の上昇や社会福祉の縮小は十分に予想されます。
さらに日本の教育改革やIT対応は強引に進められていますが、その検討は十分とは言えいえません。自己責任論の押付や分断・格差の拡大につながっています。
まだまだ厳しい状況は続きますが、来年も頑張ります。よろしくお願いいたします。
皆様にとっても、新しい年が良い年になりますよう、祈念いたします。
おさなご12月号 令和4年12月1日発行
作品展をお子様といっしょにご観賞していただいて、誠にありがとうございました。お子様といっしょに観賞することが教育的にも、とても大切なことだと考えています。
ひとつひとつの作品の中にその子の成長が表現されています。 先生はひとつの見本や完成のイメージをもって指導しますが、その結果は子供たちによって全くまちまちです。その違いが何によるものなのか、説明が不十分だったのか、子供が聞いていなかったのか、理解の内容が異なるのか、正確な理由はわかりませんが、子供たちは一生懸命取り組んだ結果がそこにあり、その積み重ねが成長なのです。その子の一生懸命を想像してください。作品を鑑賞したときの子供の反応を見つめてください。
これからも一人ひとりの成長を大切に見守りながら、保育活動を進めてゆきます。ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
おさなご11月号 令和4年11月1日発行
今年度も10月27日創立記念行事ピエロショーにクラウンヒロさんが来てくれました。
最初から最後まで子供たちみんなが、目をキラキラさせて大はしゃぎ。なぜこんなに楽しめるのだろう。なぜこんなに楽しいのだろう。
クラウンヒロさんは「今日も幼稚園の子供たちからパワーをもらった。本当に勉強になった。」と熱く語っていました。ヒロさんはできる限り子供たちをパフォーマンスに参加させるようしているそうです。その中で様々なコミュニケーションが交わされ、その時にしか感じられない大切なものがあると言ってました。 技術や演技よりも、心の中にあるものがとても重要で、パフォーマンスの本質だそうです。 近年の自粛生活や社会の多忙化、効率化などで、どんどん激減したつつあるとも言っていました。「理事長先生も教育者でしょう。パフォーマーですよ。」と励まされました。
ヒロさんはかつての修行時代にウクライナやロシアの優秀なピエロたちと交流があったそうです。その素晴らしいパフォーマンスが、今戦火の中で大苦戦しているそうです。
世界中が平和であることを祈念します。
おさなご10月号 令和4年10月4日発行
まさに感動の運動会でした。子供たちはよく頑張ってくれました。応援に来てくださった皆さんにも感謝します。本当にありがとうございました。継続して練習から見ていて、子供たちがここまでの素晴らしい演技をするとは想像できませんでした。入場行進、整列、ラジオ体操から素晴らしかった。組体操の時は感動で声が出なかった。リレーの最後の直線はすごかった。引き分けでよかったと思う。子供たち、保護者の皆さん、本当にありがとう。
おさなご9月号 令和4年9月1日発行
継続変化するコロナ禍、異常気象、ウクライナ侵攻による経済不安、物価の上昇などなど、世界中が激変するなか、庄和幼稚園はなんとか、新学期を迎えることができました。皆様のご支援ご理解があってのこと。先日の父母の会の行事「草刈り」にたくさんの方が参加していただいてありがとうございました。本当に気持ちよく新学期を迎えられました。
これからは10月1日の運動会にむけて、保育活動をどんどん進めます。園児の皆さんには、毎日元気で登園してほしいと願っています。体調管理をよろしくお願いいたします。
園庭に雑草が多い原因の一つに、地下の水脈の変化がありそうです。詳しい方がいらしたら教えてください。石焼き芋のやり方など、詳しい方がいらしたら教えて下さい。
激変の時代は、身近なコミュニケーションや情報交換がより大切になります。
おさなご夏特集号 令和4年7月15日発行
7月9日の夏祭りに、たくさんの方々が集まってくれました。本当にありがとうございました。コロナ禍でしばらく会えなかった卒園生の元気な様子がうかがえて、とても励まされました。園児のみんなは楽しんでくれたかな?
1学期も何とか乗り越えられましたが、コロナ禍の第7波が来ています。感染しないことが第一です。気持ちを引き締めて、感染対策に十分注意していきます。
おさなご7月号 令和4年7月1日発行
今までにない『殺人猛暑』が到来です。8月いっぱい続くと予報が出ています。ちょっと気を抜いたり、ちょっと我慢すると、熱中症で大変なことになってしまいます。その症状はその場では判断できないので、事前の水分補給や栄養補給、ちょっと疲れたなと感じたら、頑張らないで、涼しいところでの休憩が大切です。
子どもの場合は、ちょっとしたことで、物事に夢中になってしまい、熱中症対策がおろそかになります。周りの大人の観察や働きかけが肝心です。ポイントは、子供の表情と行動の様子を常に観察し続けること。心の窓である「目」を覗くこと、肌の色や汗のかき方を観察すること、「ひょっとしたら」と思ったら体温を測る事です。常に瞳の奥を覗いていると、何となくその子の様子が感じられるようになります。肌が赤くなるのはやけどの一種です。対処法は冷やすことです。
6月までにいくつかの行事を実施できました。父の日製作にはたくさんの方が参加され、ありがとうございました。7月も行事が続きます。まずは子供たちの健康に留意し、進めていきます。ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
おさなご6月号 令和4年6月1日発行
先月13日にホルティ貝塚(春日部市榎)さんへ、いちご狩りに行きました。 開園して数年ということですが、とちおとめや紅ほっぺはとても大粒で甘く、みんな夢中でおいしそうなイチゴを探して、食べていました。
12日には、おつづみ園(春日部市内牧)で松組さんがお茶摘み体験をしました。 3日前に卒園生の榛野博くんが紹介してくれました。 新茶摘みは5月初旬が旬で、たまたま教育計画に余裕があったこと、少人数で融通が利くことなどが幸いしました。
毎日のひとつひとつの体験が、子供たちの成長の大切な糧になります。 子供たちの成長を想定し、一つ一つの行事をきめ細かく企画し、それにかかわる子供たち一人ひとりの状況をしっかり把握して、その子に適切なやり方を模索しながら関わってゆくつもりです。
6月以降も、たくさんの行事が企画されています。 いろいろお手数をおかけします。保護者の皆様のご理解ご協力をよろしくお願いたします。 子どもたちには、ぜひ元気に参加してくれることを期待しています。 季節の変わり目で、寒暖の差も激しく、新型コロナ化もまだまだ油断できません。まずは子供たちの健康管理に注意を払ってゆきましょう。
おさなご5月号 令和4年5月2日発行
4月28日の東武動物公園での親子遠足に、たくさんの方々にお集まり頂き、ありがとうございます。天候にも恵まれ、参加した皆様のご協力もあり、全体が手際よく進みました。わずかない時間でしたが、歩く距離が長く、子ども達には大変だったと思います。幼稚園では、今後この体験を材料に保育活動を展開していきます。ご家庭でもことあるごとに、遠足や動物についてお話や会話をしてあげてください。
ゴールデンウィークで、登園の生活習慣が多少崩れますが、これからが幼稚園教育の本番です。健康診断、いちご狩り、保育参観と進みます。お子様がお家に帰ったら、幼稚園で何があったかよく聞いてあげてください。そのコミュニケーションが保育の効果を何倍にも拡大し、さらに次の日の保育活動につながります。その中で何かお気づきの点があれば、幼稚園にも報告をお願いします。さあ頑張っていきましょう。
おさなご4月号 令和4年4月11日発行
ご入園、ご進級、おめでとうございます。今年度も、今まで以上に張り切って、保育活動に打ち込んでいきます よろしくお願いいたします。
昨年度も新型コロナ禍に世界中が悪戦苦闘する中、本園は何とか予定の一年間の活動を実現することができました。子供たちにとっては何よりのことであり、これも保護者様や地域の皆様の支えがあればこそのことです。 誠にありがとうございました。
これからもコロナは続きます。さらに社会は激変し、様々な変化や苦難が待ち構えています。私たちは、未来と希望、そして現実をしっかりみつめて、一つ一つ乗り越えてゆこうと思います。保育活動には、皆様、特に保護者様との連携はとても大切です。今後とも、しっかりと情報交換を重ね、保育活動に邁進します。ご理解ご協力を、よろしくお願いいたします。